非順序型実行原理に基づく超高性能データベースエンジンの開発
情報爆発時代に突入し，情報の戦略的利活用のためには，従前より巨大なデータを著しく高速に解析可能とする技術の開発が必須となりつつあります． 本プロジェクトでは，関係データベースシステムにおける問合せ処理の飛躍的な性能向上を達成するために， 関係データベースの処理結果は読出すレコード順序に拠らないという点に着目し，二次記憶に対する大量の非同期読込みの発行と， 非決定的な到着順序での処理を特徴とする非順序型実行原理に基づく超高性能データベースエンジンの設計・実装を行うとともに， 当該エンジンを支える周辺システム技術として資源調整技術および挙動モニタリング技術を開発し， 更に実証評価基盤システムを構築し，解析指向の超巨大データ活用アプリケーションを用いてその有効性を実証することを目的としています．
実施体制と期間
本プロジェクトでは，平成19年度より5カ年の計画で，国立大学法人東京大学および株式会社日立製作所が共同で研究開発を実施します．
お知らせ
[2010-03-31] 本プロジェクトは最先端研究開発支援プログラムへ一本化されました．
[2010-03-10] 情報処理学会創立50周年記念全国大会「デモ展示企画 今ドキッのIT @御殿下記念館2010」にて，パネル発表とデモ展示を行いました．
[2009-12-01] 総合科学技術会議における科学技術連携施策群「情報の巨大集積化と利活用基盤技術開発連携群」シンポジウムにて，パネル発表とデモ展示を行いました．
[2009-02-04] 総合科学技術会議における科学技術連携施策群「情報の巨大集積化と利活用基盤技術開発連携群」シンポジウムにて，パネル発表とデモ展示を行いました．
[2008-01-30] 総合科学技術会議における科学技術連携施策群「情報の巨大集積化と利活用基盤技術開発連携群」シンポジウムが開催されました．
お問い合わせ
本サイトについてのお問い合わせは，東京大学生産技術研究所戦略情報融合国際研究センター喜連川研究室へお願いいたします．