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Home > 情報の高信頼蓄積・検索技術等の開発 > 先進的なストレージ技術およびWeb解析技術
先進的なストレージ技術およびWeb解析技術
研究代表者 | 喜連川優(東京大学生産技術研究所、戦略情報融合国際研究センター) |
共同企業 | 日立、三菱、NTT情報流通プラットフォーム研究所 |
文部科学省、2003〜2007
先進ストレージ・データベース融合機構
情報システムにおけるストレージの割合はサーバのそれを凌駕するに至り、ストレージシステムの高度化による、高性能化・デペンダビリティの向上・データ管理負荷の軽減が強く求められつつある。従来ストレージがブロックを単位とした単純な情報格納庫であったのに対し、本研究ではストレージの高機能化を目指す。すなわち、データベースと融合した先進的なデータプリフ ェッチ機構の導入によるアクセス高性能化機構、ストレージレベルでのデザスタ時における高速リカバリ機構、および、アクセスモニタリングによる自己管理機構の実現を共同企業とともに試みる。
高度ディザスタリカバリ機構
日本は国土面積に対し地震が多く、M6以上の地震の2割が日本に集中している。地震等の広域災害で、基幹システムが1時間停止すると機会損失、賠償金額、現状回復費用等のため1日に数千万〜数十億円規模の損害が生じる。
→日本のITシステムには、地震等の広域災害への備えが必要である。
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ディザスタリカバリ広域災害に対応したデータ欠損のないシステム![]() |
ストレージ超高速アクセス機構
データ量の爆発的な増加により、必要なデータを高速に検索する事が困難になりつつある。
→データの高度利用には高速検索を支援する高性能ストレージがより重要になる。
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ストレージ超高速アクセス機構DB等の上位知識を利用したストレージ制御によるアクセスの高速化![]() |
ストレージ管理コスト低減機構
管理者一人当たりのデータ量が急増することにより、人手によるストレージの管理は破綻。
ストレージ階層化の進展により、ストレージの階層化によりI/Oにも多くのマッピングコストがかかる。
→ストレージの主要アプリケーションであるデータベース管理システムの運用管理ではパフォーマンスチューニングの重要度がより高まる
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ストレージ管理コスト低減機構データベース管理システムの知識とストレージの知識を用いてストレージを自立的に最適化する機構![]() |
ウェブアーカイブ・解析技術
ウェブ情報は今日、最も重要なインターネット上のコンテンツと認識 されるに到っており、大容量ストレージを利用した当該情報の効率的格納を司るアーカイブの構築と、アーカイブに対する柔軟な検索・解析機構の実現が望まれる。
本研究ではウェブアーカイブの構築と共に、ウェブコミュニティ地図を用いた新しい情報探索システム、コミュニティ時系列発展過程解析システムの開発を共同企業と共に試みる。
