高度情報化社会とうたわれる現在、いつでもどこでも誰でも安心して参加できるIT社会を構築するには高度情報通信システム形成のための鍵となるソフトウェア開発が必須です。
特に、我が国が世界最先端の国家を実現し、国際競争力を強化するためには、今後益々その重要性・必要性が高まる、社会・経済的ニーズの高いソフトウェアの研究開発と研究者の養成が急務です。
文部科学省リーディングプロジェクト「e-society 基盤ソフトウェアの総合開発」は2003年度より開始され、現在、8大学および十数社の企業が緊密に連携し、重点的に次の2技術領域、(1)高い生産性を持つ高信頼ソフトウェア作成技術の開発、(2)情報の高信頼蓄積・検索技術の開発を推進しております。
本プロジェクトでは、産業界からのニーズに基づき、大学等が持つ研究ポテンシャル、人材養成機能を最大限活用し、社会の基盤となるソフトウェアの研究開発と研究者養成を一体的に推進することにより、社会基盤ソフトウェアに関わる新たな市場創出が期待されます。
本プロジェクト2回目となるこのシンポジウムでは、「e-society基盤ソフトウェアの総合開発」の今年度の代表的な成果および今後のプロジェクトの展望について報告いたします。多くの方のご参加をお願い申し上げます。
主催 |
文部科学省リーディングプロジェクト
e-society基盤ソフトウエア総合開発推進委員会 |
協賛 |
ソフトウェア科学会ディペンダブルソフトウェア研究会 |
なお、シンポジウム終了後には東京大学ファカルティハウスにて懇親会を予定しております。こちらは別途参加費2,000円が必要となりますが、より深い議論を行う機会ですので、合わせてご参加いただければ幸いです。