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主な研究内容

  • 欲しい情報を膨大なデータ空間から効率よく取り出す検索技術
  • 膨大なデータから興味深いルールを抽出するデータマイニング技術
  • 膨大なデータをわかりやすく可視化するデータ・ビジュアライゼーション
  • 膨大なデータを管理するための高度データベース/ストレージ管理機構

超大規模ウェブ・ソリューション

ウェブはますます重要な情報発信源となり、多くの情報を蓄積しつつある。本研究室では5年以上にわたり継続的に日本の全ウェブページを収集、アーカイブを構築しており、その空間的特徴・時系列的変化を検出するためのさまざまなツールとともに、ウェブウェアハウスを開発中である。

ウェブのリンク構造の解析によるサイバーコミュニティの抽出、ウェブアクセスログのマイニングによる大域的ユーザ行動パターンの抽出、超高速クローリング等の研究を進めている。また、ウェブから収集したコンテンツを異種情報と統合し、新しい価値を付加するコンテンツ・マイニングも行っている。

ウェブ構造マイニング

ウェブ・コンテンツ・マイニング

ウェブ・ログ・マイニング

大規模ストレージ・ソリューション

データマイニング技術などの進展により、今日では情報が資産とみなされるようになりつつあり、計算機システムにおけるストレージの役割が著しく高くなるとともに、データ保持に対する信頼性の向上や膨大なデータに対する高度な管理機構が求められている。

とりわけ9.11以降、米国ではビジネス継続性に関する指針がSECより提出されるなど、信頼性の高いストレージが社会インフラとして強く求められるに至っている。

本研究では、データベース技術とストレージ技術を融合することにより、高信頼、高速回復ストレージに上位応用層の知識を融合した、次世代高性能ストレージの開発を進めている。

ペタバイト級地球環境デジタル・ライブラリ

衛星データをはじめとする各種地球環境情報のデジタルライブラリ化を進めている。大規模データアーカイブ、メタデータ管理、グリッド化などについて研究を進める。

コア・データベース技術

データベースは従来の静的な情報を保存するシステムから、リアルタイムに変化する動的な情報を管理し、アプリケーションと緊密に連携して提供するシステムへと変化している。このような利用目的の変化にあわせた、新たなコア技術の開発も進めている。


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